さんだーさんだ!(ブログ版)

旧「◯◯な英語教員に、おれはなる!!!!」 - 大学院を終え、2015年度より中高英語教員になりました。

読書

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.14 How Do You Plan a Language Course?(前編)

今回の章は長いので2回に分けます。本書の中で一番のページ数が割かれています。 ◯Some Basic Ideas About Teaching and Learning 実際のカリキュラムづくりの前に、その背景となるいくつか重要な概念を紹介。 文法項目が学ばれるためには、期間をおいてくり…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.13: How Do You Plan a Lesson?

今日は授業案の作成法っぽい。あまちゃんまでの一時間で書き終えたい所存。 くり返し同じ内容を学習したり、同じ題材を別の手法で学習したりするのが効果的。 筆者は、four strandsをコース通して同じくらいの量行うことを推奨しています。 (それに対する批…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.12: How Do You Test Your Learners?

今週水曜から集中講義「項目応答理論による大規模言語試験の開発・運用・改定」というテスト関連の授業を受けるので!と言いつつ、今回の章とはあんまり関係なさそうw よいテストは、reliable, valid, and practical、とのこと。第一章で「教員の仕事は、pla…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.11: Twenty Additional Techniques for Language Learning

ということで、本書はここで一段落という感じです。4技能を伸ばす20の活動例をご紹介。って、だいぶSpeakingに偏ってるな…。なんだか示唆的。笑 ◯Listening (1) What is it? 教師が何かを説明して、生徒はそれが何かを当てる。未知語の導入にも効果的、との…

”What Should Every EFL Teacher Know?” (Paul Nation) Chap.10: Teaching English for Special Purposes

今回は主に高等教育で専門科目に関連して教えられる英語についてのお話。English for Special/Specific Purposes、略してESP。より広い言葉として、English for Academic Purposes (EAP)がある。 ESPはカリキュラムデザインに係る問題であるが、これに関して…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.9: How Do You Teach Discourse?

こういう章が立てられていること自体が面白い。 ディスコースとは、テキストがどのような形で提示されるか、構成されるか、その型、的なもので、SpokenとWrittenがある。 ◯Spoken Discourse 単語・構文・構成に違いがある。会話においては、自分の発話はその…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.8: How Do You Teach Grammar?

頻度の高い文法事項は教え、低いものはインプットを通じて学ばせればよい、と始まっています。meaning-focused input/output, fluency developmentなど様々な場面において文法を伸ばすことはできる、とも。 ◯What Are the High-Frequency Grammatical Featur…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.7: How Do You Teach Vocabulary?

久々に読んでみた。 単語学習に必要なことは、正しいレベル(頻度・性質[アカデミックかテクニカルか、的な])の単語に、インプット・アウトプット・意識学習(deliberate study)・流暢さ向上練習(fluency development)を通じて出会う機会を提供することが大…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.6: How Do You Teach Pronunciation and Spelling?

"The principle of four strand"はいわゆる4技能以外でも活きている、とのことで、今回は発音と綴りを扱う。本来はmeaning-focused input/outputやfluency developmentの活動中にも発音・綴りの能力を向上できるが、本章はlanguage-focusedな活動に焦点を当…

『教師のライフコース』

教師のライフコース―昭和史を教師として生きて作者: 稲垣忠彦,松平信久,寺崎昌男出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1988/06メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 読んでます。 「この研究は、昭和六年山岳の長野県師範学校卒業生という、一つの…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.5: How Do You Teach Writing?

本章ではライティングを扱うわけですが、ライティングはエラーチェックとか大変なので、非母語話者教員にとって教えるのが難しい。しかし、生徒のレベルに合った活動を段階的に踏んでいけばかなり負担は軽減される。前章でも触れた"linked skills activities…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.4: How Do You Teach Reading?

本章から具体的なスキルに関する話が出てきます。読みの力から。 p.55の表が簡潔なのでまず載せておきます。 Kinds of reading Types of texts Amount of time in the reading program Amount of time in the whole class Intensive reading Short, slightly…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.3: How Do You Make Good Problem-Solving Speaking Activities?

Problem-solving speaking activityが効果的、とは前章でも述べられていましたが、その具体的な注意点・方法などが解説された章です。 悪い例として、"What can we do about pollution?"が挙げられています。そして、Outcomes・Restrictions and Requirement…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.2: How Do You Teach Listening and Speaking??

少しでも時間に余裕のある内に、ということで第二章読んでみた。ホントはそんなことしてる場合じゃない説あるけどw ◯The First Listening and Speaking Lessons 学習の最初の段階では、教室外でも使いそうな場面における英語のフレーズを覚えることが必要で…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.1: What Should an English Teacher Do?

Amazon.co.jp: What Should Every EFL Teacher Know? eBook: Paul Nation: Kindleストア ↑なぜかKindleストアにしか置いてなかったけどご紹介。 こちらの本をうちの図書館にお願いして買ってもらったので、早速読み進めてまとめていこうと思います(Kindle…

間違いだらけの教育論(諏訪哲二)読了

間違いだらけの教育論 (光文社新書)作者: 諏訪哲二出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/08/18メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (4件) を見る 読み終わりました。面白かったです。 この本は、「プロ教師の会」代表の筆者が、巷で人気の教育…

『日本を滅ぼす教育論議』読了

きっと今日はこれから授業の予習等に追われてあんまり日記のネタになりそうなことできなそうだから、朝方読み終わった本の感想を。 この前の記事で紹介してたやつです。著者の岡本さんはOECD・文化庁・文部科学省を経て二〇〇六年より政策研究大学院大学教授…

『日本を滅ぼす教育論議』

昨日は他大で英語教育を専攻されている院生の方たちと晩ご飯。なかなか盛り上がって面白かった。と同時に、英語教育やる以上は政治的なところは切り離せないないんだろうなーとも思わされました。ノンポリ気取っている場合ではない、のか(正直よく分かって…

『教育改革の幻想』(苅谷剛彦著、ちくま新書)

教育改革の幻想 (ちくま新書)作者: 苅谷剛彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 29回この商品を含むブログ (49件) を見る読み終わりました。今月から就職してしまった友だちから借りたままだったので、いつ返せるん…

『完全独習 統計学入門』『英語はもっと科学的に学習しよう』

最近読み終わった本の紹介。

教育研究とエビデンス 国際的動向と日本の現状と課題

教育研究とエビデンス −国際的動向と日本の現状と課題作者: 大槻達也,惣脇宏,豊浩子,トムシュラー,籾井圭子,津谷喜一郎,秋山薊二,岩崎久美子,国立教育政策研究所出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2012/05/31メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含む…

新しい時代の教職入門

新しい時代の教職入門 (有斐閣アルマ)作者: 秋田喜代美,佐藤学出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2006/04メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (2件) を見るこの本を教科書にして、月曜4限「教職論」の授業は進みます。 しかし午後まで家でのん…

『学習英文法を見直したい』「学習英文法の内容と指導法―語と文法と談話」(岡田伸夫)

学習英文法を見直したい作者: 大津由紀雄,亘理陽一,安井稔,江利川春雄,斎藤兆史,松井孝志,鳥飼玖美子,日向清人,久保野雅史,末岡敏明,岡田伸夫,柳瀬陽介,田地野彰,山岡大基,高見健一,真野泰,福地肇,馬場彰,大名力出版社/メーカー: 研究社発売日: 2012/07/21メ…

『教育言説の歴史社会学』

教育言説の歴史社会学作者: 広田照幸出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2001/01/05メディア: ハードカバー クリック: 8回この商品を含むブログ (15件) を見るこちらの本の第1章を読み終えました。 この前学科の先生とのフットサルに行った際、自分の…

『学習英文法を見直したい』「学習英文法を考える際の論点を整理する」(亘理陽一)

学習英文法を見直したい作者: 大津由紀雄,亘理陽一,安井稔,江利川春雄,斎藤兆史,松井孝志,鳥飼玖美子,日向清人,久保野雅史,末岡敏明,岡田伸夫,柳瀬陽介,田地野彰,山岡大基,高見健一,真野泰,福地肇,馬場彰,大名力出版社/メーカー: 研究社発売日: 2012/07/21メ…

『教えるということ』

教えるということ作者: 大村はま出版社/メーカー: 共文社発売日: 1973/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (9件) を見る読み終わりました。 大村はまさんは、ハマーさんの愛称で知られ、73歳まで現役国語教員を続けられた方で、…

『英語教育熱ー過剰心理を常識で冷ます』

英語教育熱 過熱心理を常識で冷ます作者: 金谷憲出版社/メーカー: 研究社発売日: 2008/11/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る読み終わりました。 非常に軽めに書かれているのですいすい読めました…