さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

教育

受験英語と受験数学

15分で備忘録!シリーズ。(今回はわりと15分な感じ)昨日、以前関わっていたサマースクール関連の人たちと会っていて、紹興酒はまだ合わないなと思いながら中華を食べてたんだけど、そこで話した話。受験英語と受験数学は、真逆に思える、ということを言わ…

生徒の感想(後編)

15分間で備忘録!シリーズ。(不定期 とても15分では書けていない)昨日、現任校での最後の授業が終わりました。 中1、中2×2、高1と持っていたのですが、中学校では多読のクラスを持ったので、正直何も教えた感はありません。笑 「はい座ってー」「はい静か…

生徒の感想・勤務校顔合わせ

15分間で備忘録!シリーズ。(不定期) 生徒の感想 高1の生徒に文法問題集を解かせる。早く終わった生徒は前から解答を取って丸付けし、間違ったところにチェックを入れ、裏面の枠内にライティング課題をさせる。 進度に差のある生徒のために導入したシステ…

「どういう教育してるんですか!?」と「暫定一位ですよ」

15分間で備忘録!シリーズ。(不定期) どういう教育してるんですか 今の非常勤先での授業も、今日を入れてあと3日。月木だけの勤務だから、非常に少ないのです。 前回中1の授業のあと、グループプレゼンの優秀者7名に、特別なワークシートを記入させ、提出…

「乗り気」(東京事変)

小さな頃に遠い世代のことだって思っていた未来が、いま視ている現代。 電話を持って、電車に乗って、電動ランデブー。 実に便利…わたしは生きているの? 一体大丈夫? 果たして 感じているのか考えているのか はてなしらない だれのため存在するのか 最も自…

教育ITソリューションEXPO

行ってきました。中高の英語教員です、みたいな顔して。や、そのとおりなんだけど。今アツいと言われている、教室・学校に導入するICT機材・教材。友だちに誘われて、東京ビッグサイトに行ってきました。 同時に"Beauty Japan"という展示会も向かいの会場で…

一次ソースに当たったら迷い始めた話

GW中に、なんとしても授業準備に修論に研究を進めておかないとヤバい、ということに気づき、5日あるお休みの現在2日目です。授業準備は、ここ最近は助動詞を扱っていて、さあどうやって生徒に書かせる活動をしよう、というところ*1。今考えているのは、「道…

『学力幻想』

学力幻想 (ちくま新書)作者: 小玉重夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/05/07メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る読み終わりました。トイレ読書です。 とはいえ、正直良くわからなかったなあ、というのが感想です。 子ども中心主義だと批…

『先生のホンネ―評価、生活・受験指導』

先生のホンネ 評価、生活・受験指導 (光文社新書)作者: 岩本茂樹出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/10/15メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る読み終わりました。トイレ読書ではありません。 学校で起きる色々な「事件」に対し…

理念と手法という話。

昨日は研究会をはしごしてきました。大したご身分だぜまったく!*1 午前中は外国語教育メディア学会 メソドロジー研究部会に行ってきました。 青学高木先生の基調講演「質的研究の世界へようこそ」だけしか聞けなかったものの、非常に面白かった。ご講演自体…

LGBTについて

今日は某所で修論のフィールド依頼をしてきました。 そこは教員研修合宿真っ最中だったので、他の講演も聞くことが出来て、LGBTについて学んできました。来年度から教員として働く自分としては、本当にためになる感がある講演だった。 いくつか「知れてよか…

#SHAKE100 なぜ教育が今熱いのか〜教育×ITの未来〜 講演メモ

【新経連×SHAKE100】なぜ教育が今熱いのか~教育×ITの未来~ | Peatix 行ってきました。2/12(水)の20:00-21:30@渋谷でした。敬称略で、あやふやなその場のメモで、()内は司会のコメントで、?から始まるのは司会からのキークエスチョンです。 また、「←斜…

『学校評価―情報共有のデザインとツール』

学校評価―情報共有のデザインとツール作者: 金子郁容出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/02/08メディア: 新書 クリック: 20回この商品を含むブログ (9件) を見るトイレ読書終了しました。そろそろ「トイレ読書」ってタグつけようかな。最近なんとなく気…

『どのような教育が「よい」教育か』読了

どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ)作者: 苫野一徳出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/08/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (9件) を見る読み終わりました。非常に面白かった!! 経験談によ…

『「ダメな教師」の見分け方』読了

「ダメな教師」の見分け方 ちくま新書 (547)作者: 戸田忠雄出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/07/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (14件) を見るトイレ読書だん。ふんだんに引用しながら書いてたけど間違って消しちゃった…

「ICTを活用した教育の今とこれから」

昨日の18:30-20:30、東大にて「学校づくりゼミ」というのがありまして、参加してきました。 https://www.facebook.com/events/470100616421953/?ref=14 行政側に入って、学校教育へのICT導入の様々な現場をみてきた中川先生と、実際に小学校でバリバリ使って…

『教育的思考のトレーニング』より

教育的思考のトレーニング作者: 相馬伸一出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2008/09メディア: 単行本この商品を含むブログを見る しかし、そう思わない人(引用者注:「教育と制作的行為とは違うから、ある働きかけをすれば必ずあるアウトカムがあるという行動…

H-LABというサマースクールとの関わり

20分でつらつら書いてみようシリーズ。 H-LABというサマースクールがあります。 http://hcji-lab.org 日本の高校生を取り巻く「ボーダー」を取り除く、ということをテーマに、高校生同士、高校生―大学生、高校生―海外の大学生、高校生―社会人とさまざまな交…

「文学」とは。

ここ数日、授業でも自主ゼミでも勉強会でも「文学」って話が出てきていて、これは一体なんなんだ、と。 まず授業で先生は、「英語を学習する中で文学習わなかった人、いるの?」的なことを仰っていた。 確かに自分は中高の授業で、ポーの「THE BLACK CAT」と…

『教師のライフコース』

教師のライフコース―昭和史を教師として生きて作者: 稲垣忠彦,松平信久,寺崎昌男出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1988/06メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 読んでます。 「この研究は、昭和六年山岳の長野県師範学校卒業生という、一つの…

「関心・意欲・態度」

平成3年から指導要録に導入された「関心・意欲・態度」が、生徒を全人的に把握しようとする試みであったがために、一部の生徒は窮屈さを感じ、不登校の増加などにそれが現れた、というような説明がなされていた。 そうして敏感に反応してしまう以外の生徒に…

間違いだらけの教育論(諏訪哲二)読了

間違いだらけの教育論 (光文社新書)作者: 諏訪哲二出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/08/18メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (4件) を見る 読み終わりました。面白かったです。 この本は、「プロ教師の会」代表の筆者が、巷で人気の教育…

シンポジウム:学習イノベーションの未来

5/12(日)13-16時、東大名誉教授佐藤学先生と、ハーバード大のDavid Perkins氏の講演・対談でした。 最初のDavid氏の話は、「教育のUniverseは近年広がりつつある」として、以下のようなアウトラインの下、話が展開されました。 Six “beyonds” 教育の宇宙は広…

accountabilityと英語科と

「現代学校改革の諸問題」といういかついタイトルの授業では、毎回日英論文を読んでから授業に臨む(ことになっている)のですが、今回はaccountabilityについて。 いわく、規範的には public accountability profession accountability partnership market …

『日本を滅ぼす教育論議』読了

きっと今日はこれから授業の予習等に追われてあんまり日記のネタになりそうなことできなそうだから、朝方読み終わった本の感想を。 この前の記事で紹介してたやつです。著者の岡本さんはOECD・文化庁・文部科学省を経て二〇〇六年より政策研究大学院大学教授…

『日本を滅ぼす教育論議』

昨日は他大で英語教育を専攻されている院生の方たちと晩ご飯。なかなか盛り上がって面白かった。と同時に、英語教育やる以上は政治的なところは切り離せないないんだろうなーとも思わされました。ノンポリ気取っている場合ではない、のか(正直よく分かって…

「なんで教育の人ってあんなにお金が嫌いなんですかね?」

今日は、高校時代の先生で今同じ院(コースは違うけど)に行っている人に誘われ、教育分野のM1〜D3(?)までとお昼をご一緒した。本郷三丁目を龍岡門側に行ったところって、色々お店あるのね。 そして教育と言いつつ微妙に専門分野が違ってて超楽しかった。タ…

ツッコミ力と教育研究と誠実であるということ

授業で講読文献の発表を一緒にやることになったその人は臨床心理士志望で、こっちは教員志望で、お互いあんまりちゃんと文献読んできてなかったから発表準備の話し合いも大して進まなくて、後半はずっと、正直研究って将来にどうつながってくるのかね?的な…

新任の先生・誰も寝ない先生

今日は、去年関わったH-LABというサマースクールで知り合った高校生の進路相談。とは言っても、大学ってどんな感じですか的な話。海外大学も視野に入れていて、こういう高校生は最近増えてきているのは頼もしいことだ。 当然大した話ができるわけでもなく、…

昨日友だちと話したこと

周りの友だちの多くは就職してしまっており、新社会人として研修やらに出ているみたいです。 そのうちの1人が、東京でしばらく研修を受けた後、地方に行ってしまうというので、あれこれ下手したら一生会わなくね?それやじゃね?と(俺の方が一方的に)思っ…