さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

【2023年最新版】超絶高性能AIを利用した簡単レポート作成法【ChatGPT】

全体的にジョーク記事です。一つの思考実験として見てください。実行に移した際のいかなる不都合も、私は一切の責任を負いかねます。

大学生のA君:うーん、社会学のレポート、面倒くさいな…。なになに、「20世紀の社会学における『計量社会学』の意義と影響」?しらねー。1000字も書けないよ。なんか変な評価観点もあるのか。もういいや、AIに書かせよう。

A君:…ん?「より軽い方法」?変な文章になってるな。あ、軽量じゃなくて計量だ。あぶないあぶない。てかまずはレポートの構成を考えさせた方がいいか。機械に何をさせるかを決めるのは、人間の大事な仕事だな(キリッ


A君:よし、この構成で書かせよう。


A君:ふむふむ。どの本も聞いたことないけど、まあいいや。つなぎ合わせて、提出っと。よし、バイト行こーっと!

…数週間後…

A君:あ、レポート返ってきた。Aか。わーい!





〜A君のレポート作成の前後にあったこと〜





B教授:ふむ…。今年から社会学を教えなくちゃいけないけれど、別に専門ではないものな…。どうしたものか。そうか、試しにAIにテーマを出させてみよう。ChatGPTにWeb検索も組み合わせたWeb ChatGPTというのがあるのか。便利そうだ。(Web ChatGPT - Chrome ウェブストア)ルーブリックもつくらせるか。ポチッとな。


B教授:ふむふむ。もういいや。これで出してしまおうっと。

…数週間後…

B教授:うぐ…やはり100枚のレポートを読むのは大変だ…。そうか、ルーブリックもあることだし、評価もAIにさせてしまおう。


B教授:よし、A!(本も人もいまいち聞いたことないけどな…まあ、AIが言ってるし、あるんだろう!)

以上の記事を作成する際には、星新一「肩の上の秘書」が頭の中にずっとありました。どういう社会になっていくんでしょうね。
『肩の上の秘書』(星新一著、新潮社刊『ボッコちゃん』収録): ミステリ通信 創刊号

同日追記。星新一の「肩の上の秘書」、自分の中に残ってたのは、営業マンが仕事でインコを使うシーンだけ。まさにChatGPTだな…と思いながら、元の話をより詳しく調べてみると、その営業マンが仕事を終えて夜バーに行くと、そこのママも肩にインコが乗っていてーというオチ。仕事だけでなく、私生活面にもこの人工知能は影響してくるだろうことを見事に喝破している。さすが星新一…。

2023/01/16追記。
さすが読書猿さん。はるかに丁寧な流れでレポートをChatGPTに書かせている。
人工知能(ChatGPT)と対話してレポートを書いてみた 読書猿Classic: between / beyond readers