さんだーさんだ!(ブログ版)

旧「◯◯な英語教員に、おれはなる!!!!」 - 大学院を終え、2015年度より中高英語教員になりました。

英語教育

英語教育の在り方に関する有識者会議(第4回)指導体制に関する小委員会

行ってきました。一個前の日記の教育ITソリューションEXPOの後に。 前半の「有識者会議」は行かず、後半の「小委員会」だけ行きました。 HPはこちら↓ 英語教育の在り方に関する有識者会議 指導体制に関する小委員会(第1回)の開催について:文部科学省15:15…

「トビタテ!留学JAPAN」シンポジウム感想とHLAB卒業式

行ってきました。大きい荷物ダメって言われてたから手ぶらで行ったのに案外荷物持ってる人多かったよね。でもスーツで手ぶらはなんだか新鮮だった。笑 開会挨拶 文部科学省の取組紹介 ゲストスピーチ(森理世さん) ケネディ駐日アメリカ大使スピーチ 「トビ…

英語は難しい、英語ができないのは教養がない

20分で書いてみようシリーズ(そして今回も、とても20分じゃ書き終わらなかったシリーズ)。 今日はゼミの先生の先生がゼミにいらして、講演でした。非常に面白かった!翻訳も数多くされている先生の、業界ウラ話的な話は、具体名が豊富で、ちっともそれらの…

『第二言語習得研究から見た効果的な英語学習法・指導法』第1章

第二言語習得研究から見た効果的な英語学習法・指導法作者: 村野井仁出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2006/04メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 38回この商品を含むブログ (8件) を見る 以前白井恭弘先生がお薦めされていたと記憶してます。図書室に…

「生徒に、『なんで英語なんか勉強しなくちゃいけないんですか?』と訊かれたら」

id:anfieldroad 先生の、第5回 英語教育ブログ一斉更新企画に参加しています。 まとめページはこちら↓ [みんなで英語教育]第5回「なんで英語なんか勉強するの?」まとめ とは言うものの、僕自身はまだ実際に教室で教えた経験が(教育実習しか)ないので、…

モチベーションと第二言語習得研究

Ushioda, Ema,2010,「Motivation and SLA: Bridging the gap」『EUROSLA Yearbook』10(1): 5–20. この前参加した勉強会で紹介されたので読んでみました。 「結局やる気次第だよねw」みたいなことは、英語教育研究を専門にやってる人の中にも(半分諦めを…

今日読み終わった本

スペシャリストによる英語教育の理論と応用作者: 小寺茂明,吉田晴世出版社/メーカー: 松柏社発売日: 2008/05メディア: 単行本この商品を含むブログを見る「あたりまえ」を疑う社会学 質的調査のセンス (光文社新書)作者: 好井裕明出版社/メーカー: 光文社発…

国際英語(『スペシャリストによる英語教育の理論と応用』第2章)

スペシャリストによる英語教育の理論と応用作者: 小寺茂明,吉田晴世出版社/メーカー: 松柏社発売日: 2008/05メディア: 単行本この商品を含むブログを見る読んでます。1日1章読んでこうかなあと。 そして、役に立つなあってところや、ここよくわからないなあ…

中高英語教師が自らの実践を公刊することについて―日本語事例と英語事例から―

8/10(土)16:00-17:40に行われたシンポジウムの記録です。 登壇者は、柳瀬陽介(広島大学・コーディネーター)・樫葉みつ子(広島大学・指定討論者)・大塚謙二(北海道壮瞥町立壮瞥中学校・提案者)・坂本南美(兵庫県立大学附属中学校・提案者)の各先生方…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.17: How Do You Become a Better English Teacher?

ということで最終章!(本当は昨日まで行っていた全国英語教育学会の感想でも書こうかと思ったけど、とりあえずこっちでお茶を濁す) 先生は教えすぎ、というコンセプトでこの本は書かれたわけですから、先生の一番の仕事は、バランスのよいコースを準備する…

外国語学習の科学〜SLAの知見をいかに英語教育に活かすか(ピッツバーグ大学・白井恭弘先生特別講演)@全国英語教育学会

学会に来ています。北海道に来ています。涼しいです。東京の皆さんこんにちは。 僕は初日に諸々の注意資源を使いきっておりますが、ふり絞ってメモを取ったので、白井先生の講演の議事録を公開したいと思います。 不正確な部分もあるかと思いますし、正確で…

全国英語教育学会年次大会に参加しています

初学会2日目に午前中参加して、一旦帰ってシャワーを浴びて、すぐに札幌へ! 全国英語教育学会年次大会です! ただとりあえずのお目当ては9(金)夜に行われた前夜祭。 普段Twitterでお見かけしていた先生方にお会いできるチャンス!ということで、思い切って…

外国語教育メディア学会(LET)全国研究大会に参加しています

初学会! …厳密には違うっぽいけど、自分から積極的に参加したという意味で初めて。緊張。周りの人同士は知り合いだったりするみたいだし。緊張。 アウェイの空気の中、最初の発表を聞きに。中学教員の方がご発表。カチッとしてる。 その発表の前後に、頑張…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.16: How Do You Control a Class?

今日はクラス運営のお話。6ページと短めなのでさくっとまとめておきます。 misbehaviorに対処するよりも、それを未然に防ぐほうがよい。そのためには、(1)good lessons, (2)good relationships, (3)good controlが必要。その下に計10個のrulesがあります。基…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.15: How Do You Deal with Teaching Problems?

プラクティカルなタイトルですね!教室で起こる様々な問題にどう対応するか。生徒間の英語力も大きく違っていたり、英語話して欲しい時に日本語話してしまう生徒がいたり、宿題やってこなかったりなどなど、様々な問題に対する解決法を提示している章です。 …

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.14 How Do You Plan a Language Course?(後編)

こんにちは。名刺を作った!と思ったら専攻名を間違えてしまいました。笑 というわけで後編です。前半では、コースをデザインしていく際の抽象的な話が主でしたが、後半は具体的なシラバスの組み方です。 ◯Syllabus Design いつ何をどうやってどうテストする…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.14 How Do You Plan a Language Course?(前編)

今回の章は長いので2回に分けます。本書の中で一番のページ数が割かれています。 ◯Some Basic Ideas About Teaching and Learning 実際のカリキュラムづくりの前に、その背景となるいくつか重要な概念を紹介。 文法項目が学ばれるためには、期間をおいてくり…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.13: How Do You Plan a Lesson?

今日は授業案の作成法っぽい。あまちゃんまでの一時間で書き終えたい所存。 くり返し同じ内容を学習したり、同じ題材を別の手法で学習したりするのが効果的。 筆者は、four strandsをコース通して同じくらいの量行うことを推奨しています。 (それに対する批…

「文学」とは。

ここ数日、授業でも自主ゼミでも勉強会でも「文学」って話が出てきていて、これは一体なんなんだ、と。 まず授業で先生は、「英語を学習する中で文学習わなかった人、いるの?」的なことを仰っていた。 確かに自分は中高の授業で、ポーの「THE BLACK CAT」と…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.12: How Do You Test Your Learners?

今週水曜から集中講義「項目応答理論による大規模言語試験の開発・運用・改定」というテスト関連の授業を受けるので!と言いつつ、今回の章とはあんまり関係なさそうw よいテストは、reliable, valid, and practical、とのこと。第一章で「教員の仕事は、pla…

「英語教育、迫り来る破綻—みんなで考え、行動しよう!—」7/14(Sun.)@郁文館夢学園

行ってきました。英語教育、迫り来る破綻作者: 大津由紀雄,江利川春雄,斎藤兆史,鳥飼玖美子出版社/メーカー: ひつじ書房発売日: 2013/07/05メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (11件) を見るこの本は忘れたくせに、PCは持って行っていた…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.11: Twenty Additional Techniques for Language Learning

ということで、本書はここで一段落という感じです。4技能を伸ばす20の活動例をご紹介。って、だいぶSpeakingに偏ってるな…。なんだか示唆的。笑 ◯Listening (1) What is it? 教師が何かを説明して、生徒はそれが何かを当てる。未知語の導入にも効果的、との…

”What Should Every EFL Teacher Know?” (Paul Nation) Chap.10: Teaching English for Special Purposes

今回は主に高等教育で専門科目に関連して教えられる英語についてのお話。English for Special/Specific Purposes、略してESP。より広い言葉として、English for Academic Purposes (EAP)がある。 ESPはカリキュラムデザインに係る問題であるが、これに関して…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.9: How Do You Teach Discourse?

こういう章が立てられていること自体が面白い。 ディスコースとは、テキストがどのような形で提示されるか、構成されるか、その型、的なもので、SpokenとWrittenがある。 ◯Spoken Discourse 単語・構文・構成に違いがある。会話においては、自分の発話はその…

「SLAは現場に貢献していない」

一学期間やってきて、そんな感じの結論になりつつあります、クラスが。 本当にそうなのかは、僕には分からないです。 ただまー、本自体の作りがよくない(というかさすがに誤字脱字多すぎ)ってのは認めますが、それをもってその学問領域自体がアレ、って言…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.8: How Do You Teach Grammar?

頻度の高い文法事項は教え、低いものはインプットを通じて学ばせればよい、と始まっています。meaning-focused input/output, fluency developmentなど様々な場面において文法を伸ばすことはできる、とも。 ◯What Are the High-Frequency Grammatical Featur…

「日本企業の英語化は何をもたらすか?―進み行く最先端の風景」

昨日、Vital Japanという社会人英語・ビジネス交流サークルの講演会に行ってきました。 講師は、Kyle Yee氏(Englishnization Team One, Manager, Global Human Resources Department, Rakuten, Inc.)という、楽天の英語化推進責任者の方でした。 正直講演の…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.7: How Do You Teach Vocabulary?

久々に読んでみた。 単語学習に必要なことは、正しいレベル(頻度・性質[アカデミックかテクニカルか、的な])の単語に、インプット・アウトプット・意識学習(deliberate study)・流暢さ向上練習(fluency development)を通じて出会う機会を提供することが大…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.6: How Do You Teach Pronunciation and Spelling?

"The principle of four strand"はいわゆる4技能以外でも活きている、とのことで、今回は発音と綴りを扱う。本来はmeaning-focused input/outputやfluency developmentの活動中にも発音・綴りの能力を向上できるが、本章はlanguage-focusedな活動に焦点を当…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.5: How Do You Teach Writing?

本章ではライティングを扱うわけですが、ライティングはエラーチェックとか大変なので、非母語話者教員にとって教えるのが難しい。しかし、生徒のレベルに合った活動を段階的に踏んでいけばかなり負担は軽減される。前章でも触れた"linked skills activities…