さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

パパninaruアンケート「パパ育休ペディア」

パパninaruというアプリをつかっている。
eversense.co.jp

ママninaruと連携もできるので、今妊娠◯日目、赤ちゃんは大体これくらいの大きさだよ、こんなことに注意してね、という通知が毎日来ていた。
正直妊娠期に「今◯cmなんだってね!」と妻と話すきっかけ、くらいにつかっていただけで、今はあまり活用していない。(今も、「今日、えーちゃんは生まれて◯日目。こんなことに気をつけよう!」みたいな記事は来るのだけど。)

そんなわけで今は一日一回来る通知をちらっと見ているくらいなのだけど、「パパ育休ペディア」という企画があるらしい。パパ育休をこれから取る人へ、先輩パパがアドバイス、的な。おせっかいにもわりと長文で答えたので、その成果をこっちにも転記しておく。(ざざーっと書いたからかなり雑ですが…汗)

Q 育休に入るまでに準備しておくべきことはありますか?

①職場での引き継ぎ・ラストスパート
→いずれ復帰する可能性が高い職場。なるべく「行ってらっしゃい」と気持ちよく送り出してくれる人が多くなるよう、引き継ぎなどに全力を出してがんばった。
②次のQにあるような、パートナーとの話し合い
→ただし、始まってからのチューニング的な話し合いの方が大切だと感じる。

Q 育休に入るまでにパートナーと話し合っておくべきことはありますか?

①妻がどのような仕事をしていて、そのうちどの部分をパパが担うべきか。
②それにともなって、大体の一日のスケジュールや、週のスケジュール。
③「モヤッとしたらどうするか」を事前に話しておくとよさそう。その場でなるべく話すようにするのか、定期的に「育休ふりかえり」の場をもつのか。お互いの育児を近くで見ることが増えるので、その分モヤッとすることも増えそう。
④リフレッシュのしかたについて。週いち温泉に行きたいタイプなのか、毎日10分散歩したいタイプ、はたまた月1豪勢な食事をするのがストレス発散になるタイプなのか。事前にお互いの納得できる範囲で、お互いにリフレッシュタイムをつくってあげるといいなと思います(自分はその話し合いができていなかったので、疲れがたまってきたら「そろそろ温泉行きたい」と勇気を出して嘆願しています。笑)

Q 妻が入院・里帰りから帰ってくるまでにやっておいたほうがいいことはありますか?

沐浴、おむつ替え、抱っこなどの育児スキルについて、YouTube動画等を見ながら、具体的にイメージする。
最近はコロナの影響でプレパパスクールが中止になっているところもあり、ほっとくと育児スキルはゼロ。ママは産後病院で助産師さんに、母乳や沐浴等の「ブートキャンプ」を受けて帰ってくる。あまりにそうした育児スキルに差がありすぎると、夫婦間のトラブルの元になるので、一通りのイメージはつくった上でママを迎えよう!(まあ最初はママに聞けばいいか、というのは落とし穴。ママも余裕がないので、「なんでそんな無能なの!」とトラブルの温床になります。(遠い目 )
また、自分は「ママおかえり!◯◯(子の名前)おかえり!」という垂れ幕をつくって待ち受けました。小さいサプライズができても、記念になるかなと思います^^

Q 周りに育休について相談できる人がいなくて不安です。

これはパパninaru側への提案ですが、ママは「たまひよ掲示板」など、同じくらいの月齢の母親同士がネットを介して意見交換(や愚痴の吐露など?)をする場があるものの、パパにはそうした場がないように感じています。今後数が増えていくはずのパパ育休。その相談先をアプリ上でつくれたら素敵だなと感じます!

また、こちらはさらに個人的にですが、あらたまって妻と育休について話し合う(事前や、最中など)のはちょっと恥ずかしかったり気が重かったりしたなとも思っているので、間に第三者が入ってくれるといいかなーと思ったことも。先輩パパをファシリテーターとして、これから育休に入るパパとママの話し合いをサポートするサービスがあったら面白いかもと感じています。(自分自身もそうしたファシリテーションをやってみたいなとも思います)

Q 育休中のタイムスケジュールは?睡眠は取れますか?

0歳8ヶ月の子の育休真っ最中です。寝かしつけについて、前半自分(20時から翌1時ごろ)、後半妻(1時ごろから6時ごろ)と分担しています。17時ごろからは電気を暗くし始めるので、20時過ぎには眠いです。笑 細切れの睡眠がこんなに大変なんだと実感し、これまでがんばってくれた妻への感謝が深くわいてきます。
自分は、共働きの妻の社会復帰のため、妻の家事は離乳食ふくめた家族の食事づくりのみで、それ以外は自分が担当する、という分担をしています。午前中は、妻と子より早く起きて、食器の片付けや洗濯、ゴミ捨てに、時々そうじ。笑 7時に離乳食をあげてちょっとのんびりしたら子を連れて地域の子育て支援センターへ。遊んで帰ってきて昼ごはんを食べたら、午後は少し遊んでベビーカーで買い物など。その後昼寝の寝かしつけをして、子が寝ている間は自由時間ということでひっそり読書など。
夕方は妻が料理を作り終わるタイミングに合わせてつくりおきの離乳食を解凍。いただきますを家族揃ってすることを目標にしています。食後は、妻が入浴→自分と子が入浴→妻が受け取って服を着せて、おっぱいを飲ませ、自分が寝かしつけをします。

大事なのは、その子のその月齢に合ったスケジュールを見極めて、柔軟にパパとママのスケジューリングを行うことかと思います。

Q 産後ママのメンタルサポートで心得ておくべきことはありますか?

子どもを中心に、その次にママ、最後に自分、という感じでがんばる!
…とはいってもあまりに妻が自分を見てくれなくないのがストレスになったり、妻は妻で夫が育児に不慣れすぎてイライラしたり。自分も妻もいっぱいいっぱいでお互いをいたわれなかったなと感じる瞬間もところどころ出てくると思います。そんなときに「ごめん」「ありがとう」といった、当たり前のコミュニケーションを自分からとっていくのが大切なのかなと思っています。

Q 育休中のお金のやりくりはどうすればいいですか?

(前提として、自分はある程度貯金をした上で臨んだので、ある程度収入が減ってもなんとかなったので、あまり参考にならないかもです。。)
共働きの妻とは、妊娠後期くらいに、今後のお金の流れを相談して決めていました。育休にお互いがそれぞれのタイミングで入って収入が減ったときも、都度修正をくわえていった形です。第二子はいつにするか、家は賃貸か買うかなど、まだまだこれからも難所はありそうですが、その都度しっかり相談していくのがよさそう。
まだやってはいませんが、フィナンシャルプランナーに間に入ってもらって話し合うなど、お互い冷静に今後について考える機会を取るのもいいな、と考えています。

Q 育休を取得してマイナスだったことはありますか?

ないかなー。笑
やっぱり子どもの成長を間近で見られるのは本当に楽しいですし、同じ「家」をつくる「家族」として、妻との関係もますます強いものになっていっているように感じます。
仕事面ではガシガシ働くよりも、ほどほどにして家族と過ごす時間を大切にしたいなというのが、「できたらいいな」というふんわりした思いから「そうしたいな!」という強い願望に変わってきました。きっといい変化だと信じています。

Q これをやるとNG!育休中の失敗談を教えてください。

上にも書いた「わからないことはママに聞けばいいや」というスタンス。産後は特に、ママに余裕がないので、自分なりに基本的なスキルについてはYouTubeなどで予習をしておくべし。
ちょっとしたゴミを片付けるタイミングがズレていたりすると、自分は「なんで妻はゴミを出しっぱなしにして自分に片付けさせるんだろう…」とストレスになっているのに、妻は「いつも自分が捨てようとする前に夫が捨ててくれる。自分でもできるのに、勝手にストレスためられてもなあ…」なんてすれ違いに。そうしたすれ違いのタネは、ホント無数にあるなと感じます。だからこそ「細かいもやもやを出す場」をつくっておけると良い。「ああ、そんなことがストレスだったのね。じゃあこうしよう」とか「それは誤解だけど今後はこういうふうに伝えるね」など、お互いに修正ができます。

もうあっという間に育休入って一ヶ月半以上。残り二ヶ月半弱、精一杯やっていこう!