さんだーさんだ!(ブログ版)

旧「◯◯な英語教員に、おれはなる!!!!」 - 大学院を終え、2015年度より中高英語教員になりました。

フローと遊び


【ポジティブ心理学】自己啓発本の定番!?ミハイ・チクセントミハイのフローを掘り下げる【動機づけ】
この動画を観た。ミハイ・チクセントミハイの「フロー」という概念について。以下内容を箇条書きに。

  • フローとは「全人的に行為に没入している時の包括的感覚」
  • フローに入る条件
    • 活動を理解している
    • 現実を離れている
    • フィードバックを獲得
    • スキルと難易度の最適なバランスがある
      • よく言われる「スキルと難易度のバランス」はフローの唯一の条件ではない
    • 全能感「俺は何でもできるんだぞ」
    • 活動が本質的。ルーティーンワークではない
    • 自分が世界の中の一部になっているという感覚
    • プロフェッショナルであること(他と比べた優位性)が求められる
  • 創造的な人々に着目した研究
    • 没我の感覚
  • フロー研究の意義
    • 疾病モデル→予防モデルの移行(悪い部分を治すというより,良い部分もより良く。プラスになるような心理学)
    • 動機づけ。欲求論的アプローチに対する情動論的アプローチ
      • 欲求論的アプローチ:内発的な動機が基本的な欲求と仮定して動機づけが行われる。「自分がこういうことがしたい!」というのがそもそもあなたの中にあるよね,というのを前提に置いた上でどうそれを引き出すか考える
      • 情動論的アプローチ:環境と人間の相互作用によって動機づけが生まれる
    • 個人の特性でなく個人と活動の相互作用に着目

この動画を観て,子どもの遊びって「フロー状態」な感じするよなあと思った。以前苫野さんは遊びを「主体的な非日常性への没入」と本質看取していたけど,それとかなり近い気がする。子どもの遊びはしばしば現実を離れるし,全能感や本質性,「自分が世界の一部になっている」みたいな感覚もきっとありそうだ。
プロフェッショナル性みたいなものは子どもの遊びに望むのは難しいだろうけど,一流のプロがフロー状態で事に当たっている時って遊んでるみたいな感覚があるんじゃないかな,違うかな。

さて,学校の中でこんな感覚を感じながら過ごすには?と考えると,やはりまだまだ分からないことは多いよなあ。