さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

English Book Club200208 "The Visitor" Chapter8

The Visitor: (Jack Reacher 4)

The Visitor: (Jack Reacher 4)

  • 作者:Lee Child
  • 出版社/メーカー: Bantam
  • 発売日: 2001/04/01
  • メディア: ペーパーバック
この本を,近くに住んでいるドイツ人の方とちびりちびり読んでいる。彼女はとても英語のできる人で,色々教えてもらっている。毎回2時間くらいお邪魔するけど,30分くらいは新しい学校のカリキュラムの話なんかをしている。楽しい。
今日はChapter8に入ったのだけど,毎回学んだ表現なんかが流れていってしまわないように,メモしておこう。

The line shuffled forward

シャッフルって日本語からの連想で,混ぜるみたいな意味が中心かと思っていたら,あにはからんや,最初に出てくる意味は「足を引きずって歩く」だった(ウィズダム英和)。すり足でのろのろと列が進んでいる様子。

staking them out

high-stakesなんかで使うことしか知らなかったけど,stake A outで「見張る・張り込ませる」ということらしい。stalkも近い意味かな?みたいなことを言ったら,彼女はstake outは相手に気付かれないようにって感じ,stalkはストーカーの感じで,相手になんらか気づかせることもある,と話していた。
印象に残っているのは,「そっか,stake outは尾行か」と自分が日本語でつぶやいた時に彼女がなにか説明してbecauseと言って,尾行とbecauseで音がかぶったこと。面白いなとなんかニヤニヤしていた。笑

the greatest good for the greatest number

最大多数の最大幸福。utilitarian的だよねというコメントがすぐ彼女から出てきて,教養だなあと。受容語彙ではあるけど,表出語彙にはなってないな。

He looked away, and clenched his teeth to stop himself from smiling. So far, so good.

この文で今日はおしまい。彼がSpecial Forcesというキーワードに相手の注意を向けるように仕向けたのだけど,何が狙いなのかまだわからない。いやはや先が楽しみだ。


実はこの著者は,つい最近引退を表明して,弟に続きを書いてもらうらしい。びっくり。彼女いわく,最新作はあんまり面白くないから良い判断だったのでは,と。ともかく,続きを楽しみに読もう。こういう時間をちゃんと取ろう。