新しい時代の教職入門
- 作者: 秋田喜代美,佐藤学
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
この本を教科書にして、月曜4限「教職論」の授業は進みます。
しかし午後まで家でのんびりしてから、40分かけて大学行って、100分授業受けて、また今度は50分くらいかけて帰って来るって
けっこうけっこうですよね。特にその100分で寝っかましてしまえばもう目も当てられない。
(普段はこの授業のあと家庭教師に行くんですが、今週来週はお休みなので直帰でした。)
先生のスライドが教科書のまとめになってて、じゃあこれ読めばいっかーとなってしまってそれ以降記憶が無い←
教職の特殊性、という昔も教職の授業で聞いたなーってことが繰り返されていて、曰く、
- 無境界性
- ここまでやれば終わり、という境界が無い。
- 複線性
- 同時に様々な仕事が進んでおり、また突発的な事態も頻繁に起こるため、その仕事の間の優先順位をその場その場で正しく決めなくてはいけない
- 不確実性
- 同じ授業をしても反応が様々であるように、クラス・人が違えばその対応も万能のものが一つあるわけではない。
無境界性に関しては、ほっとくと学校の中のみならず生徒の学校外での活動にも先生が顔を出す場面が出てくる、的な意味でも使われてたように思ってたんだけど違うのだっけ。
自分にとってはこの「複線性」が曲者だなあと思いました。
優先順位をfixした上でガーッと走っていくほうが得意っていうか好きなんですが、急に生徒が窓ガラス割った!なんてなったらとてもじゃないけどfixなんてできないですよね。
相変わらず「先生大変そうだなー」という感想を抱いたわけですが、上記3点に押しつぶされないためにも、
無境界性に対処するために、きっちり時間を決めて仕事をして自分の余暇も確保できるようにしたり、
その場その場でベストな対応をしていくための訓練を今から積んでいくためにもテキパキ卒論取り組んでこうと思ったり、
不確実性に対処するために、まず対人関係において人の話をちゃんと聞いて相手が何を求めてるか知るとかいう基本的なとこから意識して人と話さなくちゃなー、など、
色々考えさせられましたとさ。
この教科書に書いてあることくらいは普通に知ってる人になれるよう頑張って読んでいこうと思います。
ただ「頑張って読んでいこうと思」う本が多すぎて、やっぱり「優先順位」をその場その場で決めて時間区切って実行していかなくちゃなぁ。ひぃはぁ。