さんだーさんだ!(ブログ版)

旧「◯◯な英語教員に、おれはなる!!!!」 - 大学院を終え、2015年度より中高英語教員になりました。

2つの変数

生徒から質問を受けた。以下の文の意味がいまいち取れない,と言う。

① I cannot imagine how anyone can expect Sue to be easy to convince.

僕:expect A to be Bは大丈夫?
生徒:「AをBと考える/予想する」だから,スーを説得しやすい人だと考える。
僕:そうそう。じゃあどこが分からない?
などなど聞いていくと,cannot imagine how anyone辺りっぽい。
howとanyoneが絡んでるから説明しづらいな…と思いながら,
最後には「おぉ!わかった!」と納得してもらえたので,その説明を再構成。



まず上で見た,expectの内容をXと置く。
この文は,howの部分とanyoneの部分が,いわば2つの変数のように絡んでいるので分かりづらい。
まず,主語をIと固定しよう。

①' I cannot imagine how I can expect [Sue to be easy to convince].
[]の中がX。

これなら,「私がXと考えられる方法が想像できない」となるだろう。
もう少しわかりやすくすると,「私がどうやったらXと考えられるか,想像もできない」

このhow=方法がまだ分かりづらいかもしれない。
つまり,「スーは泣き落としで簡単に説得できる」とか,
「スーは金で釣れば簡単に説得できる」とかの,
「泣き落とし」「金で釣る」がここのhowに当たる。

変数その1は,このhowの部分。色々な方法があり得るけれど,
この方法なら,スーを説得するのは簡単だと考えられる,というような方法=howを,
想像すらできない,ということだろう。

これがわかった上で,anyoneを変数2としてIに代入する*1

つまり,①'では,私がそうした方法を想像できない,という話だったが,
①では,anyoneが主語,つまり私だけでなく,誰が考えても,そうした方法[X]を考えつくことはできない,と言うのだ。


最後に,訳せと言われたら。うーん難しいな。

誰がどうやったら,スーを説得しやすいだなんて考えられるだろう。私には想像もつかない。

みたいな感じかな*2。本来は一文にすべきだとは思うのだけど。うーむ。

ちなみに①でググると,canがcouldになっている文もあるみたい。
なんでcanじゃなくてcouldなんですか,というのは,また厄介な論点ですよね。
仮定法的に考えてもいいのかな?より丁寧に?より距離を取って?コミットしてない感じで?ううむ,ううむ。

*1:それっぽい物言い。笑 最近ディープラーニングを勉強しはじめ て,行列やら微分やらを勉強したいなと,取り急ぎ『数学ガール』を借りたのです。

*2:漢字仮名,と出てきた。笑