さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

小学校の友だちと久々に再会した話

 いつにもまして中身の無い話。


 ここ2日で、サークルの友だち、中高同級生、小学校の同級生と立て続けに会って色々と話した。圧倒的に楽に話せるのは中高同級生だったけど、なんかそれ以上に「相手が社会人か否か」ってとこにこちらが色々フクザツな思いを抱いてしまっているなあと考えさせられた。


今朝の電車で久々に小学校の友だちに会って話したのが印象的だったからメモ。


「◯◯くん、久しぶり!」
「◯◯!久しぶり」
「誕生日おめでとう」
「ありがとう、つっても誕生日半月くらい前だけどねw」
「5/12だよね?あたしその日から一日も休みないわ。笑」
「え"。仕事どんな感じなの?」
(彼女はテレビ制作の仕事なので、嵐の二宮くんとエレベーターが同じになって緊張のあまり途中の階で降りてしまった話など。「ニノさん」って水曜深夜の番組のADやってるんだって!)
「あ、あとあたし彼氏できたよ。例の就活中に会った関西弁の人」
「いーなー」
(その後、彼氏も働いてるけどどちらかというと彼女のが不規則・激務で、久々に会っても彼女のほうがイライラしててろくに話もできず30分くらいで帰ったりして、彼氏の「正論(2ヶ月で辞めちゃあダメでしょ、的な)」にもイライラしてしまい、今はまだ彼氏のほうに余裕があるけどお互い余裕なくなってきたら終わるかも、なんてシビアな話も。笑 まあこの辺はどうでもいいのです。)


「最近友だちと会うこともあるんだけど、周りの多くは社会人になってお金稼いでるわけじゃん。なんなら家にお金入れてたり。それをこっちは大学院生で、お金払ってもらって勉強させてもらってると思うと、なんか実際以上の差をお互いの間に感じちゃうんだよね」
「こっちもそれ感じてるよw」
うーんやっぱそうか。ここで俺は、大学院生である自分のが「下」に感じる、という意味で「差」と言ったんだけど、それが正しく伝わっていたのならやはり彼女は仕事に打ち込んでる自分を「上」に見てるっぽい。笑


「大学に行ったのが失敗だったとは思わないけど、あたしは別に大学で何も学ばなかったかな。」
…俺はそうは思わなかったから今ここにいる、としか言えない。「お金払って時間かけて行ったのに何にもならなかった、はあんまりじゃないか」なんて言うのは簡単だろうけど、「でも今ちゃんと働いてるもの。How about you?」なんて言われると、胸張って答えられるほど勉強できてないよなあ。
 そう、結局ここに落ち着くのである。全力で頑張ってるならどこにいようがまあいいのではないか。社会人は強制的に・目に見える形で全力で頑張らさせられてるからそういう意味での充実感はわりと簡単に得られるんだろうけど。


「じゃあね」
「うん、じゃあね。また…」
「集まるのはなかなか難しそうだけどねw」
「そうか。笑 まあ、お互い元気で!」
みたいな感じでお別れ。
 その後彼女は仕事に、僕は学科の先生とフットサルに行ったわけですが、その車中で上記のことを愚痴っていたら、先生も何十年か前に同じことを色々考えていたらしく、色々話をいただけた。「助手になって研究室運営をやるようになって気づいたけど、社会人は自分の仕事に関連する様々な会社の人と会うから、視野も学生に比べたら自然と広がる」とのこと。確かに。


 今は色々と勉強したいけど、教育やる以上人との関わりは避けられないし、将来教員になるならそういうコネもあったほうがいい。ああ時間がないわ!ああもう部屋にこもってしまおう!みたいな変なことになりつつある気がして、本当に中途半端。
「自分のバランスでやればいい」とは言っていただけたけど、このM1ジレンマ、みたいなものとどう向き合っていくかはしばらく悩みの種になりそうだ。笑