さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

「どういう教育してるんですか!?」と「暫定一位ですよ」

15分間で備忘録!シリーズ。(不定期)

どういう教育してるんですか

今の非常勤先での授業も、今日を入れてあと3日。月木だけの勤務だから、非常に少ないのです。
前回中1の授業のあと、グループプレゼンの優秀者7名に、特別なワークシートを記入させ、提出させました。開校記念日とかで1週間空いちゃうので、じゃあ俺じゃなくて専任の先生(俺と同年代。ただ学部卒なので教員歴は向こうのほうが先輩)に提出させようとしたところ、今朝その先生から、
「まだ3人からしか出てませんよ。どういう教育してるんですか!?笑」と言われた。
その先生とはけっこう仲良くさせてもらってるので、これは冗談で言ったものだというのはすぐ分かった。
で驚いたのは、それが冗談と分かりながら、なんとなく一瞬固まった自分がいたということ。
自分は批判されるのに慣れていないってのもあるんだろうけど、それ以上にこういうことを言われたくないのかもしれないなあ、と。
自分の指導を思い返すと、なんというかそういう提出物きちんと出せよちゃんと生きろよ的な、モラル的な指導*1をあんまりできてない(のかしてないのか)なあと思うのに、なんだかおかしいね。

暫定一位ですよ

今日授業後生徒と雑談してたら、「先生、暫定一位ですよ」って言われた。なんの?と聞いたら「英語の先生ランキングです」とのこと。「え、そんなんあるの?ありがとう」とクールに返しておいたけど、内心ニヤニヤしっぱなしでした。笑
もちろんそれは彼女の個人的ランキングでしかないけど、それでも悪いより良いほうがいいやね。
ただそれはあくまで「暫定」だし、一位に今のところなれてるとしても、ただ自分が若くて、時間もあるからプリントとか自習教材とかわりと作ってるってだけで、自分の指導力でもなければ、ましてや生徒たちの学力達成では全然ないんだろうと思うと、なんだか難しいなあと思わされることばかり。


先に挙げた同年代の先生も、今年度でこの学校を辞めて、自身の母校で教えるらしい。放課後立ち話してて思ったのは、何をもって生徒の学力達成とみるか、英語力とは何か、どうすればそれが伸びるか、みたいなところの話を、英語の先生同士ってほとんどしないよな、っていうこと。
まあパンドラの箱感がすごいから、変に開けずにそっととっておいた方が、現実問題としてうまく回るような雰囲気は正直あるけど、そこから全ての指導が生まれている(べき)と思うから、そういうのを正直に話し合うような場が、もっとあればいいのになと思う。
語研・ELEC・英授研みたいな英語の先生の集まりも、同じくらいの規模のものが複数あるってことは、きっと微妙に流派?派閥?が違うんだろうな、なんて思っている。「若いうちは色々みとくのがいいよ」と勧められたこともあるし、たしかにいろんなところに行ってみて、自分に合う場を探すのがいいかもな。

*1:いや、もちろん提出物をきちんと出すことが学力達成につながるから純粋にモラル的ってだけでもないんだけど、生活指導的な