さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

新年度へ向けて…!!

新年度が始まります。
4/1は,本当にのんびりスタート。
午前中は森を歩いたり,クレープを焼いたり,焼きそば食べたり。縁日かって感じ。
午後は屋内で,自分の「問い」について,じっくり考える時間。
午前中と雰囲気はもちろん変わったけれど,地続きな感じ。

「自分が『つくり手』としてつくる実感を持っている時」「自分が『つくり手』としてつくる機会を奪われたと感じる時」
「子どもが『つくり手』としてつくる実感を持っている時」「子どもが『つくり手』としてつくる機会を奪われたと感じる時」
についてまずは1人ひとり考えて,紙にメモメモ。それを呼び水にして,自分が今年度向き合いたい問いについて考えた。

面白かったのは,この後。
①自分が今年度向き合いたい「問い」について,A4の紙に書く
②それぞれのスタッフが書いた「問い」の紙を床に並べる
③自分以外のを各自1枚ずつ取る
④2人1組になって,それぞれが持っている問いをきっかけにしておしゃべりして,その紙にコメント・感想などを「プレゼント」として書く
⑤そうして書き加えられた「問い」を,改めて床に並べる

③〜⑤を3セットくり返したのだけど,合間に,「かぜのーと」の記事を読み,それを書いたスタッフの語りを聞く時間をたっぷり20~30分ずつくらい取った。
ちなみにその時読んだ記事は以下の通り。
6歳、卒園前の日々。 | かぜのーと | 軽井沢風越学園
仲間と一緒だから、もっとよい景色をみられるんだ。 | かぜのーと | 軽井沢風越学園
「すすめ、すすめ!」 | かぜのーと | 軽井沢風越学園 & 子どもの世界が広がる仕掛け | かぜのーと | 軽井沢風越学園
ネトスト気質の自分はどれももちろん読んだことはあったけれど,どれもすごくいい記事だった。

さらにそれぞれの執筆スタッフの語りも面白かった。外向けに発信しているものだけど,内向きにこうやって交流を生み出す方向で使うのもいいよねえ。

自分は「広がりと深まりを両立するには?」という問いを書いたけれど,それに対しては「本当に両立する必要あるの?」「自分の『〜したい!』を追求するうちに自然と広がりや深まりが出るんじゃ?」的なコメントをもらった。
たしかになー。「広げるべき」「深めるべき」みたいな感覚がちょっとあるのかも。でもやっぱり色々広く挑戦してきた昨年度から,より「深める」に行きたい感じはしているんだよね。

図工改め「つくる・描く」を担当しているスタッフが「いいこと思いついた!」がたくさん出てくる仕掛けやそれをすぐに試せる環境などを用意するのに細心の注意を払っているとのこと。これすごくいいなーと思ってて,それぞれの場に応じて「いいこと」が何かっていうのは変わってくると思うけど,そういう創造的な場をつくれたらいいなと思う。子どもたちとはもちろん挑戦したいけど,大人同士でも,自分自身も。

価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない - 発声練習
この記事は何度も読んでいる記事だけど,改めて読むと刺さる。ここで言う「精神的な背骨」は「美意識」とも「自分のものさし」とも言い換えられそうだけれど,いやー,まだまだだな。がんばろっと。


妻が,自分の職場の新年度会議がビミョーだったということだったので,風越学園の初日について書いてみた。
引っ張り上げることも必要と思いつつ,いずれにせよイマココの場所から始めるしかないよなあ,と思い始めている。