さんだーさんだ!(ブログ版)

旧「◯◯な英語教員に、おれはなる!!!!」 - 大学院を終え、2015年度より中高英語教員になりました。

異文化ってなんだ。

今かかわっている英語の問題集に,各執筆者がコラムを載せようかという話になりつつある。
どんなこと書こうかなーというのも考えながら例文を集めているんだけど,ちょっと思い立ってこんなのを書いてみた。

「訳すだけでは」
 問題の中に,“God bless you!”という表現が出てきました。この言葉はくしゃみをした人に向かってよく使われますが,文字通りに「神があなたを加護する(守る)」とか「神のご加護がありますように」とか訳しても,なんでくしゃみの後にこの言葉を使うのか,いまいちピンときません。その理由には,いくつかの説があるようです。
 よく聞かれる説は,悪霊を体から出そうとする時にくしゃみが出るという迷信が英語圏にはあり,そのためくしゃみをした人がいたら,応援するために神に祈るようになったという説。反対に,くしゃみをすると魂が体から抜け出してしまうので,それを留めるために神に祈るという説もあります。
 他にも色々で,たとえばくしゃみをすると心臓が止まることがあるという迷信から,くしゃみをしてもその人が生きているという幸運を神に感謝するためにこの言葉を言う,という説など。
 こうやってそれぞれの慣用表現の由来を調べると,その言語を使う人たちの文化が見えてきますね。こうした言葉は,訳を覚えるだけでは不十分で,それが使われる場面も一緒に想像しながら学びましょう。
 同時に,日本語にも,なかなか英語にバシッと訳せない言葉や表現がありますね。「いただきます・ごちそうさま」「もったいない」「木漏れ日」などなど。他にどんなものがあるでしょうか。
 また,こういう「他の国の人にとっては当たり前ではないモノ・コト」つまりは異文化的な物事って,言語以外にもたくさんたくさんあります。たとえばみなさんが体育の時間によくする体育座り。あれって,他の国でも当たり前だと思いますか?調べてみると,面白いですよ。


使われるかどうか分からないけど,最終段落みたいな「言語以外にも異文化ってたくさんあるよね」的なことがさらっと書けるようになったのは,きっとこの半年の変化なんだろう。

(一応参考URL→Why do we say 'God bless you' when we sneeze? | Fox News