- 作者: 平尾昌宏
- 出版社/メーカー: 萌書房
- 発売日: 2013/05/01
- メディア: 単行本
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読書猿さんと対談した: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいるここで読書猿さんの昨年No.1スゴ本だったということで,早速読んでみた次第。
いやー面白かった。「哲学する」時の頭のつかい方。
結論だけ言ってしまうと,自由・愛・正義が,それぞれ個人・身近な人間関係・社会において原理として機能している,という話なのだけど,そこに持っていくまでの流れが体験できるのがよい。↑のことをただただレジュメ的に言われても「ふーん」という感じ(だからぜひ本書を読んでみて欲しいん)だけど,そこに至るまでの議論というか,発想の仕方が丁寧に記述されているので,納得感がある。
こういう身近な現象を哲学する系の本で言うと,これもとても好きな本。
- 作者: 小林和之
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2004/12/07
- メディア: 新書
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大学の授業で,こういう頭のつかい方をビシバシさせられる経験,もっと積まなきゃだったかもなあ。(ちなみに最初の本のAmazonレビューをみると,授業で買わされた学生が難癖をつけている。色々むずかしいなあ。笑)