実験寄席(古今亭文菊)と同窓会
20分で書いてみようシリーズ!
今日は、落語を聞いてきました。落語を研究されている方の研究の一環でした。
古今亭文菊さんというかなり著名な方のお噺。いやあ面白かった!
以下印象に残ったことの箇条書き。
- 落語は観客の想像力に50%くらい依存してるという意味で、「弱い」芸だと言える、とのこと
- 「芸人に上手も下手もなかりけり 行く先々の水に合わねば」
- 一席目は「二番煎じ」
- 5人以上の登場人物の演じ分けが抜群で、ものすごく没頭できた(前の人との位置関係で微妙に姿勢が辛かったのは残念)
- 特に、火鉢に火を起こして埃が舞うシーンでは、なんだかこっちまでむせて咳き込みそうになった
- 二席目は「厩火事」
- 文菊さんファンのお客さんが多かったのか、冒頭の髪結の奥さんが話し始めたところで笑いが起こった。得意のキャラなのかも?
- 最後の、若亭主新助の江戸っ子感にグッと来た。「お前と差し向かいで飯が食いたいよ」「瀬戸物は銭で買えるが、お前の体は銭じゃ買えねえんだ」ぶっきらぼうだけど、カッコいいなあ!
- 文字にしてもこれは伝わらなくて、あの独特の言い方・雰囲気が本当にカッコよかった。
- それがカッコよかった分、最後の「当たり前だよ。お前に怪我されたら、明日から遊んで酒を飲んでいられなくなる。」の落差が大きくて、面白い。
- 落語やってみたいわーと落研の人に言ったら、基本は個人練習であること、日本橋亭というとこでちょっとした落語実演入門的なのがあるらしいことを知った(けど探しても見つからない…w)
- 客からみて右が上手、左が下手。偉い人は上手にいるから、客からみて左を向いてる人は偉い人、右向きはそうでない人。
- 「◯◯(飲食物)をやる」っていう表現、かっこいい。日本酒をやってるとこです、みたいな。実際使える気はしないけど。笑
んでその後は走って後楽園へ。サークルの同期と久々にお食事。
ホントこの2人はめっちゃ面白くてですね、とか書けば書くほどなんか変な感じになってくるからよう言わんですけど。
コミ3で実況と解説の即興コントみたいなのやってた頃の2人とそう変わってないなあと思ってなんだかニヤニヤしてしまっていた。
ただまあ2人は仕事に卒論に頑張っているわけなので、それに引き換え自分は、と改めてあああとなるいつもの感じ。
うちの母校出身の人のイメージとして「優秀だけど残念」という評価をいただいたけど、優秀じゃなかったらただただ残念なだけじゃないか。あああ。
それよりも院生であるあと1年半のうちに彼女を見つけないとヤバい、という評価もいただいた。あああああ。
早起きして頑張ろう。とりあえず昨日セットし忘れた目覚ましを、今日はしっかりセットしてみる。