さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

「童貞化」する社会

教育的思考のトレーニング

教育的思考のトレーニング

まだこれを読んでるわけですが、p.143、ヨコの関係に働くピア・プレッシャーに関するところで、

 一九七〇年代頃までは、子どもが友だちの家に押しかけていって、外から大きな声で「◯◯くん、あーそぼう!」と呼びかける光景が見られた。押しかける子どもは、まず自分が遊びたかった。自分の感情や欲望が優先していたのである。しかし、関係志向の強まった現在、子どもたちは、ごくごく控えめに、時には申し訳なさそうに、小さな声で「◯◯くん、遊べる?」と言う。ここでは、相手の都合が優先している。自分の遊びたいという気持ちは抑圧されている。これではヨコの関係はなかなか発達しない。

って記述があって、
http://anond.hatelabo.jp/20130906024453
にある、
「童貞は思考の中で『相手が自分のこと好きか』の占める割合が非常に大きい。/だが非童貞はほとんどそんなことは考えない。『自分が相手のこと好きか』がほとんどのウェイトを占める。」
っていうのと重なった。「童貞化する社会」なんて、なんか標語っぽいなーとか思ったけど、だからなんだ、っていうね。笑