さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.8: How Do You Teach Grammar?

頻度の高い文法事項は教え、低いものはインプットを通じて学ばせればよい、と始まっています。meaning-focused input/output, fluency developmentなど様々な場面において文法を伸ばすことはできる、とも。 ◯What Are the High-Frequency Grammatical Featur…

演技とか必死とかでなく最適化を

合コンなるものに行ってきたわけですが、色々と難しいなあと。 難しい言葉は使わない。 にこやかに。 リアクションを大きめに。 ツッコミもテンション高めに。 今後の課題ですねーっ!笑 ただ不思議なのは、中学生とかの前で教える自分はどこか「演技」をし…

「あの子には欲がない」

授業分析、みたいなことを授業ですることが多いわけです。 ある授業をどうみるか、なんてことにはその人の価値観・授業観的なものがダイレクトに出るわけですが、昨日の授業は色々面白かった。 授業ビデオの中のある子どもが、授業内で提示された課題をせず…

「日本企業の英語化は何をもたらすか?―進み行く最先端の風景」

昨日、Vital Japanという社会人英語・ビジネス交流サークルの講演会に行ってきました。 講師は、Kyle Yee氏(Englishnization Team One, Manager, Global Human Resources Department, Rakuten, Inc.)という、楽天の英語化推進責任者の方でした。 正直講演の…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.7: How Do You Teach Vocabulary?

久々に読んでみた。 単語学習に必要なことは、正しいレベル(頻度・性質[アカデミックかテクニカルか、的な])の単語に、インプット・アウトプット・意識学習(deliberate study)・流暢さ向上練習(fluency development)を通じて出会う機会を提供することが大…

断固たる決意(イタリア戦を観て)

今朝は母親が仕事へ、弟が大学へ行く中、授業が午後からの僕はイタリア戦を生で観ていました。 前半は、ホントイタリアが腑抜けだった。もしあれが普通の状態のイタリアだったなら、それは日本がものすごく強かったってことになるな、ってくらい。 ただ、2-0…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.6: How Do You Teach Pronunciation and Spelling?

"The principle of four strand"はいわゆる4技能以外でも活きている、とのことで、今回は発音と綴りを扱う。本来はmeaning-focused input/outputやfluency developmentの活動中にも発音・綴りの能力を向上できるが、本章はlanguage-focusedな活動に焦点を当…

『教師のライフコース』

教師のライフコース―昭和史を教師として生きて作者: 稲垣忠彦,松平信久,寺崎昌男出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1988/06メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 読んでます。 「この研究は、昭和六年山岳の長野県師範学校卒業生という、一つの…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.5: How Do You Teach Writing?

本章ではライティングを扱うわけですが、ライティングはエラーチェックとか大変なので、非母語話者教員にとって教えるのが難しい。しかし、生徒のレベルに合った活動を段階的に踏んでいけばかなり負担は軽減される。前章でも触れた"linked skills activities…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.4: How Do You Teach Reading?

本章から具体的なスキルに関する話が出てきます。読みの力から。 p.55の表が簡潔なのでまず載せておきます。 Kinds of reading Types of texts Amount of time in the reading program Amount of time in the whole class Intensive reading Short, slightly…

脱ポジティブ思考!

行ってきました三文会。 三文会ブログ » Blog Archive » 次回 6月12日「脱ポジティブ思考!」 メンタルトレーナーの森川陽太郎さんのお話。 今回のお話の要点としては、 感情に「気づく」 感情を「評価しない」 感情-思考-行動を「感情」「思考・行動」で分…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.3: How Do You Make Good Problem-Solving Speaking Activities?

Problem-solving speaking activityが効果的、とは前章でも述べられていましたが、その具体的な注意点・方法などが解説された章です。 悪い例として、"What can we do about pollution?"が挙げられています。そして、Outcomes・Restrictions and Requirement…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.2: How Do You Teach Listening and Speaking??

少しでも時間に余裕のある内に、ということで第二章読んでみた。ホントはそんなことしてる場合じゃない説あるけどw ◯The First Listening and Speaking Lessons 学習の最初の段階では、教室外でも使いそうな場面における英語のフレーズを覚えることが必要で…

"What Should Every EFL Teacher Know?" (Paul Nation) Chap.1: What Should an English Teacher Do?

Amazon | What Should Every EFL Teacher Know? (English Edition) [Kindle edition] by Nation, Paul | Study & Teaching | Kindleストア ↑なぜかKindleストアにしか置いてなかったけどご紹介。 こちらの本をうちの図書館にお願いして買ってもらったので、…

「現代アートとしてのきゃりーぱみゅぱみゅ」

行って来ました三文会。超面白いお話だった。 きゃりーぱみゅぱみゅが現在の日本を象徴している。現代アートの世界で欧米に対抗しうるものである、という主旨で、そのために現代アートの流れを概説。 現代アートは、作品それ自体を鑑賞するのではなく、「観…

「関心・意欲・態度」

平成3年から指導要録に導入された「関心・意欲・態度」が、生徒を全人的に把握しようとする試みであったがために、一部の生徒は窮屈さを感じ、不登校の増加などにそれが現れた、というような説明がなされていた。 そうして敏感に反応してしまう以外の生徒に…

小学校の友だちと久々に再会した話

いつにもまして中身の無い話。 ここ2日で、サークルの友だち、中高同級生、小学校の同級生と立て続けに会って色々と話した。圧倒的に楽に話せるのは中高同級生だったけど、なんかそれ以上に「相手が社会人か否か」ってとこにこちらが色々フクザツな思いを抱…