さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

中1一学期パフォーマンステストを終えて

一学期の英語の授業が終わった。自分は,「音とつづり」「内容を伝える」を意識して授業してきた。この時期だから単文指導が当然メインになるけど,内容を伝えるためにはつなぎ言葉も大事だよね,ということで,けっこう導入した*1。「内容を伝える」に関連して学期末のパフォーマンステストも実施して,それが昨日やっと終わった。英語の論理パズルを解いて,その解き方を英語で説明しながらパズルを埋めていく,という課題*2

彼らの音読パフォーマンスを聞いている中で気づいたことを,以下箇条書きにメモ。

  • lとrの指導はかなりしてきたつもりだけど,やっぱり難しい
    • どちらかに寄る場合がやはり多い。rがわりとできている人はlastがrastに,finallyがfinaryになったり,逆にlができているっぽい人はwriterがlighterになったり。
  • /s/と/sh/も難しい様子。Cをsheと読む生徒が続出。
    • 中には興味深かったのは,できたりできなかったり,の生徒。その発音までリソースが回せればちゃんと発音できる,ってことなのかな。
  • saysの後の名詞で一旦切る生徒が多い。
    • Card B says Mike is from Australia.なんて文を読む時に,Card B says Mikeで一旦切る人がとても多かった。[Mike is from Australia]という節を一息に,というのは難しいようだ。
  • countryなどのtrの音は,激むず。toryとなってしまう場合がほとんど。

やっぱり,入門期の生徒が何を難しいと思うのかについて,自分はまだまだ分かっていない。がんばらなくては。

ある生徒に,「先生の2年前のち場での講演記事,見ました」と言われた。
thunder0512.hatenablog.com
これのことか。。ふふふ,web上での関係は,断ち切るべし!(何*3

今学期の自分の成長としては,でも,クラス担任というか,学年の一部としてのもののが大きいよなあ。そっちは本当に初めてなわけで,なかなか大変。他で問題が起きている時のサポーターとしてもまだまだ十分に働けているか不安だけど,そのうち自分も「バッターボックス」に立つだろうと思うと…。ううむ,ううむ。

*1:So, とか becauseとかは実際逆転する生徒も多くて難しい

*2:自分の中国語レベルではかなり厳しいから,彼らはよく頑張ったなあという感じ。

*3:そっとしておいてください。