さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

テニス部合宿に行ってきました

ということで,先週は合宿真っ盛りだったのでブログ更新はできませんでした。残念。
テニス部合宿に行ってきました。自分の学生時代以来行ってないから,実に7年ぶりとかそんなもんか。

この合宿に参加する直前に,テニス団体のインターハイが終わったらしく,通信制の高校が優勝したというニュースをみていたので,部活ってなんだろうな,と思いながらの参加。
(参考:<全国高校総体>テニス男子団体 西宮甲英学院V
テニスのような個人種目の場合,競技としての勝ちを目指すなら,究極的には学校行ってない方が強い,みたいなことになりかねないよな,と。
まあうちの学校を含め,ほとんどの学校ではそこまでの競技性を求めていないから別にいいんだろうけど,じゃあ彼らが求めている競技性ってなんなんだろう,という話にもなってくる。

とかなんとかグダグダ考えているうちにバスは合宿地に到着。練習開始。

…暑い。というか日差しが強い。あっという間に史上最高に焼けてしまった*1。日焼け止めというものはげにげに大人のためにあるんだなあ。

肝心の練習が始まると,ここは執行代が下級生の練習を取り仕切るという珍しいスタイルで,良い面悪い面どちらもあるんだろうなあ。個人的には,せっかく合宿でOBの強い人が来てくれているんだから,もっと「活用」すればいいのに,とは思った。
どの学年にも1人以上「すげえ強いな!」って人がいて,そういう人が中心になって盛り立ててくれればもっともっと強くなっていくんだろうな,と楽しみになりました。

冒頭の「部活ってなんだ」みたいな話に戻ると,部活は学校教育の中に実質的に組み込まれている「教育装置」なわけで,合宿も,純粋にテニスの上達のみを目指す場ではなく,同時に主体性とか共同生活のイロハとか,そうした「人間性の陶冶」みたいなものを目指す場所なんだろう。その意味で,声出しとか,厳しいコート整備とかは,「こんなのテニスに関係あるのかよ」と不合理に思う人がいたとしても,きっと意味のあるものなんだろう*2
今思えば「応援して結果が変わるの?」と言いながら,コートサイドで"THE CELL"を読んでたあの両手フォアの部長,超クールだったな…!!笑

そんで余談ですが,他の先生方と相部屋だったので,アメリカ出張でも役に立ったこれが,今回も非常に役に立ちました。笑

もう一個余談だけど,自分はテニススクールに(ほとんど)通っていなかったから,部活が全てで,なんというか,テニス楽しいなあ!って気持ちはとても強かった気がする。ただそれも,当時の先生からみたら「もっと熱くなれよ!」って感じだったのかもしれない。今の自分が彼らに対してちょっぴり感じているように。


そんでもって昨日は,練習試合の引率見習いをしてきた。朝から出て,帰ってきたらもう19時過ぎ。ううむ,一日あっという間だな。
こういう生活も楽しいなと思いつつ,やっぱり自分は英語の先生としていっぱしになりたい気持ちが強いから,こういうのを生活の中心に占めさせたいとはあんまり思わない。勉強しろ!

とかなんとか言いながら,昨日の帰り道,テニスシューズを買ってみた。テニスはきっと楽しくなりそうなんだよな。
今日は朝から壁打ち行こうと思ってたのに,雨。人生そんなもんですね。

*1:と思ったけどこの前帰省した時中学時代かなんかの写真をみたら,多分もっと黒かった。おそるべし。。

*2:個人的にはテニスにも関係あるとも思っている。と同時にもちろんそうした不合理なものが生徒に与える悪影響にも敏感でいなくてはいけないけれど。