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さんだーさんだ!(ブログ版)

旧「◯◯な英語教員に、おれはなる!!!!」 - 大学院を終え、2015年度より中高英語教員になりました。

inの話

Twitterで、以下のようにつぶやいたところ、inについて少し議論になった。


それに関して、最近これまたTwitter上で宣伝(?)されてた以下の本*1に記載があったので、書き写しておく。
新英文法辞典 (1970年)

in, after, within
(1) Inは i) 'within the limits of (during, within),' ii) 'at the end or expiration of'の2義があり、法律上の解釈ではa note due (or payable) in three months のようにii)の「…の終りに」「…の後に」の意味に決まっているようであるが、普通の用法では上記の二つの意味に用いられる。文法書・辞書でii)の意味のみをあげて、He will return in (=at the close of) a week's time-He will return within (=in less than) a week's timeなどとinとwithinとを対照させてある(たとえばNesfield)のはよくない:At last his servant entered. He watched the strong, easy young figure, the fine eyebrows, the thick black hair. In week's time the youth had got back his old well-being.-Lawrence, Prussian Officer(とうとう当番兵がはいってきた。彼[将校]は兵のたくましい、のびのびした姿態、立派な眉毛、ふさふさした黒い頭髪を見つめた。1週間の中に兵はすっかり元の健康体に戻っていたのだ) / In those two minutes he demonstrated to perfection all that unconscious soundness, balance, and vitality of fibre-Galsworthy, Forsyte Saga(その2分間の中に彼はあの自ら備わった性格の健全さ・心の平衡・活力というものを完全なまでに示した)。
(2) Withinは in less than と同意で i) の強意語。afterは 'later than the end of'で ii)の意味と多少類似しているが、たとえば in three daysでは3日目を含むのに対し、after three daysは3日目を含まない。inは未来に、afterは過去に用いられることが多いが、別に制限はない[cf. within, inside]. I shall be disengaged after three o'clock.-[Harrap]/I'll be with you in an hour.-[Webster, New World].
(pp.520-521)

i)とii)の意味どっちもあるよというお話。i)はwithin、ii)はinという単純な二分法はよくない、ということが明言されててよいのだけど、なおさら困ってしまうよな、と。
inのイメージでよく使われるだろう、「凶」の[メ]を[◯]にしたような図とか、「国」の[玉]を[◯]にしたような図では、ii)の意味が想起させられないという点で、限界はあるんだろうなあと。
とはいえ、限界を踏まえつつ図を持ち出すのは全然ありというか自分はきっとそうするだろうなという感じなので、だからどうしたという話なのだけど。

  • ちなみに『English Grammar in Use』より
    • in timeはon timeに比べて、多分i)の意味が強く出てる気がする
    • At/on/in (time)のページ(UNIT120)では図を持ち出さず、In/at/on (place)のページ(UNIT122)で初めて図を持ちだしている。うまい。

とりあえずリファレンスをたまには有効活用したいね、ということで
、長々抜粋してみました。

*1:今見ると2500~4000円くらいはしてる。買った時は送料込みで1000円弱で、1,250ページでこのお値段、素敵すぎる!

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