さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

「ボケてないし」

誕生日の日に戒めタグの日記を書くとは。汗 明日も早いし昨日そんな寝てないしだから、15分だけ。


2年生の授業で、スピーチを扱っている。

  • 文章を普通に音読するとしたらどこで切るか・どういう高低で読むかを聞く
  • それと実際のスピーチにおける切れ目・高低のズレから、スピーカーの意図を探る

みたいな発問をしてるんだけど、「"the Taliban shot me on the left side of my forehead"、どこで切れると思う?」という問いに対して、
「meの後」という「正解」がまず出た後、「leftの後」という意見が。なかなか解釈に困る回答だなと思っていたら、周りの生徒がそう答えた生徒をからかい始めた(「◯◯君すごーい(拍手)」みたいなの)。ああじゃあこれはボケなのか、と思い「細かいボケにいちいち反応しなくていいから」みたいな反応を僕はしました。
そしたら「leftの後」と答えた生徒が「ボケてないし」と憮然とした顔をしているのを見て、「あれ、どうやらこれ本当にボケじゃなかったの?」と焦り始める。そのせいでか、「まじめに言ってるとしたら頭おかしいじゃん」みたいな囃し立てをする周りの生徒への対応が満足にできなかった。ううむ。

結局そのmeの後という「正解」もleftの後という「ボケ」も今回のスピーチ中では間違いで、スピーカーはthe Talibanの後で切ってますよね、てことはきっとその主語となる部分を強調したいんだね、と「正解」も「ボケ」も極力同列に扱って、フォローしておしまい。

でも思うに、ある誤答が真面目に考えた末のものか、いわゆるウケ狙いかって、正直その答えだけみててもわからないよね。その生徒の言い方とかクラスにおける立ち位置とかそういうのを読み取る力が必要だろう(多分いちばん苦手なところだ…汗)。逐一0ベースで判別するのが大変となれば、何か外部情報をもとにしながらやることになるんだろうけど、それが今回のようなミスにつながることがあるだろう。

そうした「ミス(と私が感じるところのもの)」のフォローまでを考えておければなと。

ダメだ、眠すぎて全然真っ直ぐ書けない。おやすみなさい!