さんだーさんだ!(ブログ版)

2015年度より中高英語教員になりました。2020年度開校の幼小中混在校で働いています。

CTM&BMT

 昨日は、学芸大学を退官された金谷先生が主宰するCTM(ちょっと試してみる会)とBMT(Bimonthly Talk)に行って来ました。学大遠いよ。泣
 CTMは、各先生が授業で使いたい題材を持ってきて模擬授業をする、というものでした。小学校外国語活動とか、面白かった。ただまー、正直大変だよなーと思わざるを得なかったです。そんな中、小学校の先生がしてくれた話が面白かったのでメモ。


 『Hi, Friends!』で6年生対象の「ももたろう」が不評だったそうだけど、神奈川の研修でその作成者が言っていたのが、「この活動は、それまでの1.外国語活動2.学級運営3.学校運営(組織運営)の結果が問われる「リトマス試験紙」なので、やってみて失敗するのが怖いからやらないのだろう」ということでした。
 現場的には6年生の発達段階に合わないからやってないんだけど、「リトマス試験紙」なんて言われるとちょっとねえ、とのこと。確かになんで勝手に作られた科目(じゃないんだっけ?)で学校としての組織運営試されなくちゃいけないんだ、と思います。笑


 BMTは、個人的には金谷先生の英語教育観が聞けるかなーと思って行ったものの、わりと先生の昔話が中心だったと思います。もちろん最後の方はそういうのもあったけど。

「中高で教える際も、教える合間に何か自分からの一言が生まれてくることを期待するのがいいのでは。練習の合間に、練習以外のことができた、というのがいいだろう。「最初からクリエイティブに。自分の考えを」というのは不自然。」

とかね。


 んで最後にぼんやり思ったのは、「英語教員として現場に出るまでに、ほぼ自分の英語力は決まるっぽい」ってこと。やっぱ現場入ったらなかなか勉強している時間ないよなあ。もっと英語自体できるようにせねば。