英語教育
今回の章は長いので2回に分けます。本書の中で一番のページ数が割かれています。 ◯Some Basic Ideas About Teaching and Learning 実際のカリキュラムづくりの前に、その背景となるいくつか重要な概念を紹介。 文法項目が学ばれるためには、期間をおいてくり…
今日は授業案の作成法っぽい。あまちゃんまでの一時間で書き終えたい所存。 くり返し同じ内容を学習したり、同じ題材を別の手法で学習したりするのが効果的。 筆者は、four strandsをコース通して同じくらいの量行うことを推奨しています。 (それに対する批…
ここ数日、授業でも自主ゼミでも勉強会でも「文学」って話が出てきていて、これは一体なんなんだ、と。 まず授業で先生は、「英語を学習する中で文学習わなかった人、いるの?」的なことを仰っていた。 確かに自分は中高の授業で、ポーの「THE BLACK CAT」と…
今週水曜から集中講義「項目応答理論による大規模言語試験の開発・運用・改定」というテスト関連の授業を受けるので!と言いつつ、今回の章とはあんまり関係なさそうw よいテストは、reliable, valid, and practical、とのこと。第一章で「教員の仕事は、pla…
行ってきました。英語教育、迫り来る破綻作者: 大津由紀雄,江利川春雄,斎藤兆史,鳥飼玖美子出版社/メーカー: ひつじ書房発売日: 2013/07/05メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (11件) を見るこの本は忘れたくせに、PCは持って行っていた…
ということで、本書はここで一段落という感じです。4技能を伸ばす20の活動例をご紹介。って、だいぶSpeakingに偏ってるな…。なんだか示唆的。笑 ◯Listening (1) What is it? 教師が何かを説明して、生徒はそれが何かを当てる。未知語の導入にも効果的、との…
今回は主に高等教育で専門科目に関連して教えられる英語についてのお話。English for Special/Specific Purposes、略してESP。より広い言葉として、English for Academic Purposes (EAP)がある。 ESPはカリキュラムデザインに係る問題であるが、これに関して…
こういう章が立てられていること自体が面白い。 ディスコースとは、テキストがどのような形で提示されるか、構成されるか、その型、的なもので、SpokenとWrittenがある。 ◯Spoken Discourse 単語・構文・構成に違いがある。会話においては、自分の発話はその…
一学期間やってきて、そんな感じの結論になりつつあります、クラスが。 本当にそうなのかは、僕には分からないです。 ただまー、本自体の作りがよくない(というかさすがに誤字脱字多すぎ)ってのは認めますが、それをもってその学問領域自体がアレ、って言…
頻度の高い文法事項は教え、低いものはインプットを通じて学ばせればよい、と始まっています。meaning-focused input/output, fluency developmentなど様々な場面において文法を伸ばすことはできる、とも。 ◯What Are the High-Frequency Grammatical Featur…
昨日、Vital Japanという社会人英語・ビジネス交流サークルの講演会に行ってきました。 講師は、Kyle Yee氏(Englishnization Team One, Manager, Global Human Resources Department, Rakuten, Inc.)という、楽天の英語化推進責任者の方でした。 正直講演の…
久々に読んでみた。 単語学習に必要なことは、正しいレベル(頻度・性質[アカデミックかテクニカルか、的な])の単語に、インプット・アウトプット・意識学習(deliberate study)・流暢さ向上練習(fluency development)を通じて出会う機会を提供することが大…
"The principle of four strand"はいわゆる4技能以外でも活きている、とのことで、今回は発音と綴りを扱う。本来はmeaning-focused input/outputやfluency developmentの活動中にも発音・綴りの能力を向上できるが、本章はlanguage-focusedな活動に焦点を当…
本章ではライティングを扱うわけですが、ライティングはエラーチェックとか大変なので、非母語話者教員にとって教えるのが難しい。しかし、生徒のレベルに合った活動を段階的に踏んでいけばかなり負担は軽減される。前章でも触れた"linked skills activities…
本章から具体的なスキルに関する話が出てきます。読みの力から。 p.55の表が簡潔なのでまず載せておきます。 Kinds of reading Types of texts Amount of time in the reading program Amount of time in the whole class Intensive reading Short, slightly…
Problem-solving speaking activityが効果的、とは前章でも述べられていましたが、その具体的な注意点・方法などが解説された章です。 悪い例として、"What can we do about pollution?"が挙げられています。そして、Outcomes・Restrictions and Requirement…
少しでも時間に余裕のある内に、ということで第二章読んでみた。ホントはそんなことしてる場合じゃない説あるけどw ◯The First Listening and Speaking Lessons 学習の最初の段階では、教室外でも使いそうな場面における英語のフレーズを覚えることが必要で…
Amazon | What Should Every EFL Teacher Know? (English Edition) [Kindle edition] by Nation, Paul | Study & Teaching | Kindleストア ↑なぜかKindleストアにしか置いてなかったけどご紹介。 こちらの本をうちの図書館にお願いして買ってもらったので、…
授業の完全英語化。日本語は原則禁止。英語で書かれた指導書。 社会での必要性。 宮城県仙台市「明泉幼稚園」。ヘッドホンを耳に英語の絵本。教室内は日本語ゼロ。 月5万円弱。 4歳児→生徒の日本語交じる 5歳児→英語の質問にも英語で返せる 9歳をすぎる頃か…
昨日は、学芸大学を退官された金谷先生が主宰するCTM(ちょっと試してみる会)とBMT(Bimonthly Talk)に行って来ました。学大遠いよ。泣 CTMは、各先生が授業で使いたい題材を持ってきて模擬授業をする、というものでした。小学校外国語活動とか、面白かった…
「参謀本部なき、戦略なき、日本の英語教育。 英語学習もろもろ/ウェブリブログ」 ここに載ってた「strategy と tactics 」っていう話が面白かったからメモ。 前者が戦略(参謀本部が立てる大局的・マクロなもの)、後者が戦術(戦場の指揮官が立てるミクロ…
今日は、所属しているゼミの先生が主宰する勉強会に参加して来ました。英文学系の勉強会なのですが、その方面の素養がないものであまりちゃんと理解できている気がせず(そもそも遅刻して行ったし…汗)、すごく根本的なことが気になってしまいました。 終わ…
月4「臨床心理学研究法I」のテキストが"APA Handbook of Research Methods in Psychology"の質的研究に関する部分なのでしこしこ読んでいる。 p.6に質的・量的の特徴が述べられていた。 質的研究の特徴 いわゆる「厚い記述」によりニュアンスや矛盾を見るこ…
「英語教育における質的研究の理論と実践」という題目でした。 正直質的研究について理解が深まったというよりも、謎が深まった感はある。笑
3/23(金)16時〜17時半の講演に行って参りました。
最近読み終わった本の紹介。
はじめに 10/20(土)14-16時に明治大学国際日本学研究科主催で開かれた講演会に行って来ました。 (その前に学科の先生とフットサルに参加して、その道中、学会やら卒論やらに関して色々お話聞けてとても楽しかったのですが、もしかしてどこかにオフレコの話…
学習英文法を見直したい作者: 大津由紀雄,亘理陽一,安井稔,江利川春雄,斎藤兆史,松井孝志,鳥飼玖美子,日向清人,久保野雅史,末岡敏明,岡田伸夫,柳瀬陽介,田地野彰,山岡大基,高見健一,真野泰,福地肇,馬場彰,大名力出版社/メーカー: 研究社発売日: 2012/07/21メ…
学習英文法を見直したい作者: 大津由紀雄,亘理陽一,安井稔,江利川春雄,斎藤兆史,松井孝志,鳥飼玖美子,日向清人,久保野雅史,末岡敏明,岡田伸夫,柳瀬陽介,田地野彰,山岡大基,高見健一,真野泰,福地肇,馬場彰,大名力出版社/メーカー: 研究社発売日: 2012/07/21メ…
TAKAHASHI Masayuki. 2010. “Effectiveness of the 10-Principles Homework-Assignment System in Terms of Scholastic Attainment in Japanese High School English Education.” Educational technology research 33(1):23–32. サマースクールを一緒に運営…